「三年間の塾生活」

Ｈ・Ｋ君　（谷本中学校）
慶應義塾，早稲田高等学院，早稲田実業，立教新座合格

　私の三年間の塾での生活は充実したものでした。
　私は中学生になってから佐々木塾に入ったため，最初は友達もおらず一番下のクラスからのスタートでした。その時の私は勉強に対しての関心がなく，このまま下のクラスだろうと考えていました。しかし初めてのクラス分けテストで二つ上に，次のテストでは一番上のクラスにまでなっていました。その後も，一度もクラスが落ちることもなく三年生にまでなりました。一番上のクラスともなると先生方もレベルが高く，授業のスピードは尋常でなく，特に数学はやった内容を二，三か月後にやっと理解できるような感じでした。

　試験勉強が本格的になる三年生の夏休みは受験生にとって一つの峠のようなものです。そこで落ちるか合格するかが半分くらい決まります。私も先生方と共に厳しい夏をすごしました。

また，一つ後輩に覚えておいてほしいのは先生方の努力についてです。先生方の頑張りは目に見えないため軽く見ているかもしれませんが，たまには感謝の言葉をかけてあげてください。

なんて事を書きましたが，当時の私にそんな気持ちはなく，宿題をやってこないこともしばしばありました。私が勉強するときのモットーとして「夜更かしするくらいなら宿題はやらない」というのがあったので，徹夜が必至な時は迷わず寝ていました。

そんな私でも第一希望の高校に合格できたのは，先生方の努力のおかげであり，大変感謝しています。

　宿題をサボりがちな私でしたが，授業の欠席は少なかったと思います。一年生のときは意識できないかもしれませんが，三年生になるにつれて一授業が大事になっていきます。今の二年生には是非，無欠席を目指してほしいです。

　高校生になったら，受験勉強のせいでないがしろになっていた理科の勉強に熱を入れたいと思います。そのためにも中学ではしていなかった自宅学習も毎日やるようにして，テストでも良い結果が出るように頑張りたいです。

　最後に，これまでお世話になった全ての先生方にあらためて感謝の言葉を述べたいと思います。
　ありがとうございました。