「六年間の成果」

Ｍ・Ｙ君（鴨志田中学校）
明治大学付属中野八王子高等学校

　私は塾で六年間勉強しました。その頑張りのお陰で明治大学付属中野八王子高等学校に合格することができました。

　一番印象に残っているのは，夏期講習です。この時期に高校を決めたり，勉強が一番伸びたからです。宿題が多いのは同じ中学校の先輩から聞いてわかってはいたのですが，次の日に授業があるのにも関わらず一週間分の宿題を出してくる先生がいて毎日を苦痛に思っていました。しかしそれは先生方の愛のムチで毎回それをできる限り完璧にこなすことで学力が上がるのを感じることができました。後輩には決して少なくはない宿題でもできるだけ全てを完璧にこなして欲しいです。

　正直なところ，夏期講習も含めた三年生の一年間はとても大変でした。朝から晩までの授業は苦痛でした。

　入試当日の私は驚くほどリラックスしていました。朝三時に起きてまとめたノートを見て三時間過ごし家を出ました。会場では，試験官の先輩に「頑張れ。」と言われ自信がつき一教科目の国語は苦手で50点以下と気が落ち込みましたがその他は十分な成績でした。しかし，その後に問題が発生しました。

　それは，面接の時の出来事です。5人グループ面接で4人が佐々木塾生でした。そのせいで逆に知り合いの前で話すということでとても緊張していました。そしてのどがカラカラになっていました。なんと発言の途中で声が出なくなってしまいました。その瞬間に落ちたと確信しました。

　発表当日は学校にいました。一時間目の途中でもう一人と一緒に呼び出され，先生に私の番号の載ったホームページのコピーを見せられたときは本当に嬉しかったです。

　この六年間。いろいろな先生，友人との出会いがありましたが全てが楽しかったです。私達のことを気遣い，軽食を下さった先生もいました。全ての先生方のお陰で合格できたと思っています。ありがとうございました。