「佐々木塾を卒塾して」

みたけ台中学校　Y・Nさん
桐光学園・青山学院　合格

　私は佐々木塾に小学四年生の頃から約六年間通い続けました。小学三年生までは勉強が嫌いで，まともに机に向かって学習することが出来ませんでした。しかし，四年生になって初めて「塾」というものに通い，学校以外の同学年の友達ができ，授業もK先生やS先生，M先生，A先生などの小学部の先生方のおかげでとても楽しみながら受けることが出来ました。だから勉強することが苦痛でなく，勉強嫌いを克服することが出来ました。小学生の塾のプログラムは私にとってとても大きなものとなりました。また，小学生の時から積極的に受けていた検定が，受験の時に活かせたのが良かったです。

　中学生になると，小学部の雰囲気とは一変して，宿題が多く出て塾の拘束時間が長くなり，先生もピリピリしているということを風のうわさで聞いたことがありました。確かに小学部と違い，学校の成績をとるために真剣に学習しなければいけなく，遊んでいる余裕がなくなってきました。特に中学一，二年生の頃は部活も厳しく，塾があるからといって休むことが出来ず，それは塾も同じだったので，部活と塾の板挟みになってつらかったです。毎日平日は，学校から帰ってきて着替えている間にオニギリを食べ，塾に自転車で行く生活を続けていました。もうこの時点で体力的にも精神的にもボロボロでした。

しかし，もっと過酷な思いをしたのはやはり三年生の夏休みからです。ほとんど寝た記憶がないくらい宿題に追われていました。でも，そんな思いをしているのは自分だけではない，皆一緒だと思うと何とか頑張ることが出来ました。また，各教科の先生方がとても優しく支え，相談に乗ってくださったおかげで，そしてどんなときも同じ課題をこなしてきた仲間たちがいたからこそ，長い受験生活が送りきれたのだと思います。宿題に追われて，学校の行き帰りや休み時間にも勉強をし，かなりストイックな生活をしていた時もありましたが，その生活が私立校の合格につながって本当に良かったです。

　もし，私は佐々木塾に所属していなかったらずっと勉強嫌いのままで，受験も悔しい結果で終わっていたかもしれません。私に勉強をする習慣をつけてくれたことに本当に感謝しています。

　最後に塾長先生，佐々木塾を設立して下さりありがとうございました。私は佐々木塾の先生方が大好きです。お体に気を付けてこれからも頑張ってください。私も高校で推薦がとれるように頑張ります。
六年間お世話になりました。