佐々木塾

「塾での四年間」

鴨志田中学校 I・Y君
市ヶ尾・日本大学第三 合格

 まさかこんな日が来るなんて夢にも思わなかった。受験が終わって毎日友達と遊び,ゲームをしてゴロゴロできる日が来るなんて。終わりのないような塾に四年間通っていて,それが終わったという何とも言えない解放感に現在浸っている。

この塾の宿題の量は本当に恐ろしい。おそらくこれを経験している人たちは,「すべての宿題を頑張って終わらせよう」という気持ちより,「どうにか楽に攻略できないものか。」と考える人のほうが多いと思う。
それほど恐ろしいものだが,全てこなさなければ…と,お察ししていただいた通りだ。

一年,二年,三年生と年を重ねるごとに塾が本当に辛くなる。
遊びたくても,ゲームしたくても,新しいマンガが出ても我慢しなくてはならない,と言われて。しかし時々そういった息抜きも大切だと思う。

私自身,受験期に入ってからの学校ではよく友人と休み時間に将棋を指していたくらいだ。この期間では友人や家族の支えあってだと思っている。

 特に夏期講習。一か月以上ある夏休みは,私が覚えている限り,休みの日は合計一週間くらいだった。そんな辛い夏があったからこそ,自信が持てるようになった。

 入試が終わって今思うことは,一年,二年を疎かにしていたことだ。本当に後悔している。理科や社会は一年生の時から全力で取り組むべきだったし,何より二年生の成績が今の自分の首を絞めている。

 私はついに高校生になるわけだが,未だ実感が湧かない。だが,これからは自分から課題に取り組めるよう努力していきたい。
それが今後の私の覚悟だ。



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