佐々木塾

「高校受験を終えて」

青葉台中学校 K.H君
横浜翠嵐高校,早稲田実業学校高等部 合格

 僕が佐々木塾に入ったのは,去年の三月のことでした。その時の成績はそれほど良いものではなく,勉強に対する意識も,強固なものではありませんでした。入塾する前から,「佐々木塾は宿題が多い」という声を聴いていたのですが,入塾してから僕が感じたのは,生徒のことを考えた量の宿題だ,という印象でした。そのおかげで僕は,部活動や委員会活動に力を入れつつ,自分を追い込んで勉強に励むことが出来ました。

 部活動が終わり,塾の夏期講習が始まった七月。思い返せば,ここが本当の受験勉強のスタートだったと思います。夏期講習からはほぼ毎日塾に通い,受験に必要な事を詰め込んでいきました。正直,この夏が今までの人生で最もつらいものでした。まだ本番が遠いということもあり,先が見えない中でもがいているように感じました。でも,自分のやっていることは正しいのだと信じて,一生懸命に取り組みました。この夏で培った知識が合格を左右したのだと今では思います。

 短い秋が過ぎて冬になり,受験が近づくにつれて,塾生の勉強にも熱が入ってきました。特に公立志望のクラスでは,勉強の質が大きく向上したように思います。周囲の雰囲気から,受験が近いことを実感させられた冬でした。

 そんな勉強の中でも,楽しみを与えて下さった佐々木塾には本当に感謝しています。十二月には教会でクリスマス会があり,受験が迫ってくる中で,カレーパーティーの場も設けて頂きました。そうしたことが,受験の張り詰めた雰囲気を和ませてくれたと感じています。

 春から高校生になりますが,まだ実感はありません。しかし,高校入学まではまだ少し時間があります。その時間を有意義に使って自分を見つめ直し,高校生になる準備をしていけばよいと思っています。

 自分の入試は終わりましたが,一年後にそれを控えている後輩が多くいます。今,楽しそうにしている二年生を見ると,何とも言えない気持ちになります。そんな二年生に先輩としてアドバイスさせていただきますが,僕は勉強のことは言えません。塾の先生に従って自分を信じて勉強すれば,自ずと結果はついてきます。ただ,体調管理にだけは気を付けて欲しいです。僕は試験直前にインフルエンザにかかり,自分の力を出し切れなかったので,そうならないように,本当に気を付けて。

 最後に,僕は受験勉強を通して多くのことを学びましたが,感謝の心を持つことが一番学べたことだと考えています。M先生や塾長先生,H先生,N先生,M先生,S先生,そしてそのほかのたくさんの先生方,本当に今まで,ありがとうございました。先生方への感謝を忘れることはありません。

 高校でも,感謝の心を持って,勉学に励みたいと思います。



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