佐々木塾

「この塾で言われたことを全てこなせばどこでも受かる」

青葉台中 S.A.
筑波大学附属高等学校 早稲田実業学校高等部 桐蔭学園高等学校特別奨学生 合格

 私は小学四年生の時から六年間,佐々木塾にお世話になりました。その六年間で私が得ることが出来たのは「難関校に合格するための学力」だけでなく「学ぶ方法・楽しさ・意義」そして「将来の夢」だと思っています。

 実は私は入塾してから受験を迎える日まで,塾を苦痛に感じたことは一度もありませんでした。もちろん部活や行事から帰ってきて,「また塾に行くの,面倒くさいなぁ。」と思うことはありましたがそれくらいでした。なぜなら塾がとても楽しかったからです。入塾した当初,私は(今もですが)勉強するのが好きなわけではなく,どちらかというと読書をしたり,友達と遊んだりする方が好きなタイプでした。

 しかしそんな私でも楽しく塾に通えたのは,楽しく学習する工夫が多くあったからだと思います。英語でみんなで歌を歌ったり,英語で劇をしたり,ゲームをしたり,算数では直しノートという宿題の直しをして毎回提出するノートがあるのですが,そのノートになぜ間違えたのかという理由を書いたり,途中式を丁寧に書くと先生がくれるポイントがあったり,国語では二週間に一回私が大好きな本を課題として貸し出してくれ感想文に先生がコメントしてくれたり,みんなで作文を書いて新聞に投稿したり,社会では都道府県テスト等様々な小テストで友達と競ったり,理科では先生がみんなの前で実際に実験を見せてくれたりしました。また英語に関しては,小六で英検3級を取得し,だいたいの中学で習う英文法はおさえていたので中学校に入学してからもゆとりを持って勉強することが出来ました。

 しかし中学生になって「受験」という言葉が現実味を持って迫って来ると,私はとても不安になってしまいました。その時に私の不安を無くしてくれたのはM先生の言葉です。「この塾で今まで通り授業をきちんと聞いて宿題をしっかりやって,先生に言われたことをよく聞いていれば,どこでも受かる。なぜならここにいる先生は経験が豊富でどれだけ何を勉強すれば受かる,と言うのを知っているからだよ。」

 その言葉を聞いたとき,私はとても驚くと同時に,安心しました。受験について何も知らない私にとって,「言われた通りにやっていれば受かる。」というのは魔法の言葉のようでした。そしてそれからはその言葉を信じ,今まで通り言われたことを守り,出された宿題を黙々とこなし続けました。そして夏休み明けには,得意な国語は安定し,長文を読むことが他教科の勉強の息抜きになるほど英語の実力がつき,苦手だった数学の空間図形も克服することができ,確実に自分の成長を感じることが出来ました。

そして合格発表の日。学校へ行く道の途中で泣き出してしまうほど私は不安でした。けれど結果はまさかの「合格」。本当に信じられないほど嬉しかったです。

 私の経験から言えることは二つ。一つは,佐々木塾に入っている生徒は宿題をこなし,言われたことをきちんとすればどこでも受かると言うこと。二つ目は志望校は本当に自分が納得いくまで真剣に考え抜くことが何よりも大切だということです。

 本当に六年間お世話になり,ありがとうございました。



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