佐々木塾

「苦楽を乗り越えた先に」

みたけ台中 Y.M. 国際基督教大学高等学校 合格

 私は約4年間,「佐々木塾」にお世話になりました。小学5年生で友達が沢山通っている事をきっかけに入塾し,中学1年の1年間青葉台から離れましたが,2年次に再び入塾をしました。今思うと,中学1年の時は人生で最も勉学をしなかった年といっても過言ではないでしょう。学校の周りの人がどんどん頭が良くなっているのをひしひしと感じ,当時はとても焦っていたことをよく覚えています。

 そんな中,私の塾生活が再スタートしました。宿題が多い塾として有名な佐々木塾ですが,それは小学生から変わらず,時がたつ程量が多くなっていきました。最初は,「こんなに宿題出して遊べない。何の役に立つんだろう?」と思っていました。ですが,「宿題を丁寧に期日までに終わらせる」という計画性を私はこの大量の宿題から学ぶことができました。

 3年の「夏期講習」は本当にきつかったです。想像の何十倍も。毎日あと何日で夏期講習が終わるのかをカウントダウンしていた程でした。特に数学のM先生は,「私達を塾に閉じこめたいのかこの先生は」と思ってしまう位直しが終わるまで帰してくれませんでした。でも長くハードな塾生活によって確実な力がついただけでなく,クラス全体がとても仲良くなりました。

 私の志望校は,私のレベルとはかけ離れたものでした。数学が弱く,英語も中途半端,国語以前に語彙力が欠けていた私にS先生,H先生,M先生は本当に親身に教えてくださいました。「ICU,絶対受かってくるんだよ!」最後の英語の授業でのS先生からの言葉は自分の中で大きなエールとなった気がします。

 自分の中学生時代をこの塾でこの仲間と共に学べたことを私は誇りに思います。「何事にもいつか終わりがくる」私の座右の銘です。辛い受験にも絶対に終わりがあります。後輩たちには失敗しても成功しても今までの自分がしてきた事,努力してきた事を後悔しないように過ごしてほしいと思います。



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