佐々木塾

「塾での四年間」

谷本中 O.Y.
神奈川総合高校(個性化) 日本大学高等学校(特進) 合格

 僕は,小学六年生の春,母に言われるがままに入塾テストを受けました。当時僕は自分の力を過信しており,たかをくくっておりましたが,僕の塾生活は全教科B2でスタートしました。その数日後,佐々木塾生として始めての国語の授業があり,「野菜」についての作文を書きました。驚いたことにその作文をH先生に高く評価して頂き,それによりA2クラスに上がり授業を受けることになりました。このことがきっかけで勉強に根拠ある自信が持てるようになりそれと同時に勉強にやりがいを感じるようになっていきました。また,どの生徒も親しみやすく,友達もたくさんでき,塾に行くことが楽しいと思えるようになっていきました。

 それから約一年がたち,中学生になり,高校受験についても考えるようになりました。一年ではN先生,F先生,A先生に一年間を通して,三年間の基礎となる部分を丁寧に指導して頂き,佐々木塾の四年間の中で最も成長した一年間でした。

 次に三年生の夏期・冬期講習では,以前に比べ格段に学力がつきました。時間をかけて指導してくださったF先生,N先生を初めとする先生方,そして,面接練習で,僕の将来や,高校生活への希望を引き出してくださったM先生には感謝してもしきれません。それに加え,友達にも感謝したいと思います。この夏の暑さやエアコンの寒さに耐え,ここまで頑張ってくることができたのは,友達という存在があったからこそだと思います。

 二月になり,とうとう受験を迎えました。約一時間かけ,会場についた僕でしたが,不思議と緊張はしませんでした。それは,小学六年生のあの日得た「根拠ある自信」があったからなのではないかと思います。また,家に帰り,自己採点をしたところ,過去最高得点を出すことができていました。この時僕は,塾長先生が授業の時によく仰っていた「歴史は流れです。」という言葉を思い出しました。塾で過ごした四年間という短い期間ではありますが,それもやはり流れであった,過去の小さな努力の積み重ねが,後の成功に繋がるのだということが分かりました。

 はじめは母に言われて入った佐々木塾でしたが,僕に勉強をする習慣・面白さ,そして多くの友達を与えてくれたこの塾に出会えて本当に良かったと思っています。これからもこの四年間で学んだこと,出会った友達を大切にしていきます。

 本当にありがとうございました。



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